モトラにオイルクーラーを増設



ココしばらくR&Pのレストア予定を考えるため、Apeの改造などについて色々調べていました。

R&Pは古くから続くCB50の縦型エンジンの原付、
発売から30年近くたった今では同様のエンジンを積んだApeが売られているわけですね、
カブエンジンだけでなく、ホント長生きな設計ですね、ホンダのエンジンは・・・。

R&P、MOTRA両方ともキワモノですが、一応4st miniです。
Apeやモンキーの改造を取り入れることができます。


<2007年1月15日>
Apeにあって、モンキーに無い改造とかも有ったりするんですかね?
モンキー系の市販のオイルクーラーキットはヘッドカバーから、
Ape系はクランクケース脇からオイルラインを取り出しています。

自分はこのApeのオイルラインがうらやましい・・・。
メインはモトラなので、モトラにこの構造をなんとか組み込みたい。

モトラのサービスマニュアルのオイル潤滑系統の図を見ると・・・(別にカブのでもOK)
オイルポンプから出たオイルは、すぐにオイルオリフィスを通ってヘッド側へ行くライン、
オリフィスを通らない分はクラッチカバー経由し、遠心クラッチ内の遠心フィルター→エンジン各部へ

こんな感じで潤滑されるわけですね・・・。

大容量のボアアップならオイルポンプ交換&オリフィス拡大が必要、
(ヘッド周りへいくオイル量を増やすために・・・)

で、ふと気がついたんですが、ヘッドに行くオイルは少ない、
エンジン各部に回る物の方が多い、
油膜が切れて怖そうなのは替えのパーツが無いヘッドのほう、
クラッチケース側の大量に流れるオイルをク-ラーに流し込んだほうが効率いいのでは?

ついでにモトラはヘッド周りが狭いので、出来るなら取り出し口付けたくない・・・
でもクーラーは将来的にボアアップ時は欲しい(笑)

たぶんこの悩みはApe方式のオイルクーラーの取り出し口で解決できるはず・・・。
現物あわせで製作するしかないので、早速カブのクラッチカバーを入手してきますかね?

とりあえず今は忘れてしまわないようにメモだけ・・・。

<2007年3月15日追記>

で、メモだけだった計画ですが、使えそうなクーラーが手に入ったので作業にはいります。

新エンジン組んでるのでそれにオイルラインを仕込んでやれば、
手間がかからなくてOKですね。

モトラ オイルクーラー ATオイル 車用


ヤフオクで車用のオイルクーラーをゲット、
パワーステアリングのオイルの冷却用?とか日産と箱に書いてあるので、
間違いなく車用。

アルミパイプにフィンが装着された物で簡素で単純な物です。
ラジエタータイプの物も考えましたが、オイルの汚れとかで詰まると嫌です、
素のパイプタイプなので、詰まりなどには強いでしょう。

更にボアアップキットはJUN internationalのSP-WPC80ccボアアップセットです。

素の70や90ccカブにオイルクーラーは装着されていません、
このことを考えるとクーラーの必要すら無さそうなボアアップです。

今回のクーラー装着は、タイカブオイルポンプを装着することで、
クランクケースへのオイルラインを強化してやり、
流量の増えたオイルを冷やしてエンジン全体に回してあげるイメージ。

ヘッドはクーラーで冷却ではなく、安定し、少しマシになったオイルを送り込むイメージ、
タイカブオイルポンプを装着すけど、オリフィス拡大は行わない、
オイルポンプの吐出量は底上げされますし、素のオリフィスでも流量自体は増えるはず。
今回重視されるのはオリフィスを通らないオイルの流量なのでオリフィスは拡大しない予定。


まぁ微妙な理屈は置いておいて、とりあえず車体に届いたクーラーを当ててみる・・・・。

デカイよコレ orz

ヘッドの上あたりにでもつけようか?とか思ってましたが甘かった。

でもまだ予想の範囲の出来事です。
このクーラーを買ったのは素のパイプ構造だっただけじゃなく、
フィンを外せそうだったからってのもあったんです。

モトラ オイルクーラー ATオイル 車用 フィンを外す


予想通りアルミのフィンはキッチリ噛ませてあるだけでした。
コレなら外してサイズを調整できます。

調整できると言っても外してしまうと綺麗につけることは困難です。
小さく出来るだけですね・・・。

フィンの部分が2/3位の大きさになるまでフィンの数を減らしました。

モトラ オイルクーラー 半完成


コレで多分ヘッド周りのフレームに収まってくれるはず???
エンジン右側からのオイルライン引き出しになるので、ステーも付け替え、
更に装着位置に合わせて曲げてみました。

左側の余っているパイプは切断し、新しいニップルをつけてやるつもりです。


KITACO:キタコ/オイルニップル (L型)

KITACO:キタコ/オイルニップル (L型)



こんな感じのニップルを調達しようかと?

80%完成といったところですが、なかなか出来は良さそうな感じかと・・・。

新エンジンが組みあがるまでに完成すればOKなのでのんびりやるとします。

<2007年3月16日追記>

と思ったけどやっぱり罠があった・・・。

このクーラーの形式だと横置きしたいけど出来ないかも?
オイルポンプが止まると多分全部オイルが下がっちゃうクーラーになってしまうかも?

うーん多分・・・ポンプも強化、ヘッドへのオリフィス拡大をしないので、ほんの数秒で空の状態からでもオイルがまわってくれるとは思うんですけどどうでしょう?

縦に置けば解決なんですが、横置きするつもりだったので、ソレはあまりにも残念で無念。

ちょっといいニップルでも売ってないか調べてみることにしよう・・・。
あんまり調子に乗ると安いクーラー買える値段になるので、
ある程度のところで折り合いとつけないといけませんね。

とここまで書いてて気が付いたけど、ホースの取り回しや、クーラーの取り付け位置でも解決できるかも?
まぁ取り付け位置での解決は物理的に不可能ですけど・・・。

ちょっと見た目には変かもしれないけど、上のニップルの接続口が上に向くように接続して、
オイルラインも一度フレームのほうに引っ張ってやればOKかな?

・少し長いけど、オイルが下がらない

・始動時はオイルすっからかん、
  でもオイルライン超短い、すぐオイルまわる 


さてどっちがいいんですかね?まぁ上の方がいい気がするんですけど・・・。

とりあえず必要物資はオイルホースとニップル。

<2007年3月19日追記>

ニップルを調達してきた。

エアツール用のもの、ネジ目はテーパー状なので、クーラーのパイプと近い口径の物を調達し、
耐熱性のある接着剤を充填して、必要な向きに取り出し口が来るようにねじ込み。

モトラ オイルクーラー 完成


手前側のニップルが下側になります、そしてその下側がクーラーへの入り口。

前に書いたオイルが下がってしまう問題もニップルの向きが上手く締めこめたので解決できました。

500円玉は比較用、左右のステーの間隔はほぼモトラのメインスタンドの基部フレームの間隔になっています。

大きすぎて小さくしましたが、コレはコレでいい感じ・・・なのかも?
無骨な物が欲しかったので、コレはまぁまぁの出来だとは思う。

とりあえずコレでオイルクーラー本体は完成です。
さて、次はオイルの引き出し口を作らないといけませんね。

クランクケースから引き出す予定ですが、クーラーがカナリヘッド用っぽい出来に仕上がったので、
どうしようか悩んでいます。

ヘッドから無難に引き出すのもいいかなぁ?
そっちのほうがオイルラインが綺麗にまとまりそう・・・。

<2007年4月1日追記>


ここまで作って微妙に問題発生・・・。

オイルラインをクラッチカバーから引き出すとして、
車高云々からくる転倒などで受けるダメージへの対策はどうするか?といったこと。

現状で用意している部品では角度によっては、転倒一発で大ダメージ、即走行不能になる可能性がある・・・。

もう朝方まで悩んでるんですが、解決できない・・・。
市販のニップルにL型で丁度よい物が見当たらないのが原因。
上のモノは寸法的に無理。

多分ニップルにこだわるから不毛な思考ループにはまってるんだと思う。
明日倉庫で何か廃材探してみようかな、多分L型のパイプくらい出てくると思う。


<2007年4月2日追記>


明日と言いつつ、結局朝方から倉庫へ、部品を探しながらそのまま寝た。
体痛い・・・。

ただ探せばあるもんですね、L型の丁度いいパイプ。

ニップル L型 タイヤ チューブ バルブ


パッと見でわかると思いますが、タイヤのチューブのアレです。
モトラが納車時に履いていたパッチまみれのチューブから毟りました。


ぶった切ってダイスでネジ目を切ってみました。

コレで問題は解決ですね。
クランクケースカバー側の作業ができそうです。

クランクケース側、クラッチカバーのオイルラインをバイパスって言うのかな?
元々のカバー内のオイルラインを塞ぎ、上で作ったニップルでクーラーへ引き出します。

モトラ カブ クラッチカバー オイルライン オイルクーラー バイパス


まぁ見たまんま、こんな感じ、左の穴がオイルが戻ってくる穴、
右の穴がオイルポンプから出て、オリフィス部でヘッド周りへのオイルと分岐したオイルを引き出す穴。

左の穴へ突っ込むニップルが長ければ元々のオイルラインの封鎖を出来てしまうんですが、
今回作ったニップルは材料の都合上短いので、右側の穴のところにあるオイルラインに、
後でエポキシ系のパテを突っ込んで塞いでしまいます。

M8のダイスでネジをニップルに切ったので、穴もM8のタップでネジ切り。

ニップルの取り付けはクラッチカバーにシールテープを巻いたニップルを馬鹿トルクで捻じ込んで、丁度いい角度で固定してやるつもり・・・。

漏れなければいいんですよ、多分。

ミスると思ってジャンクなクラッチカバーで穴あけして見ましたが案外上手くいったので、
このクラッチカバーを磨いて使いますかね?

オフセットサイザルで磨いてやろうかな・・・。



<2007年4月28日追記>


気持ちよくオフセットサイザルでカバー磨いてたらグラインダー急死、
さすが中国製の2千円グラインダー、期待を裏切らないな(笑

買ったときは欲しかったタイプのモノが品切れで仕方なく買ったんだよね、
今度は売り切れて無いといいなぁ。

とりあえず磨きは中途で終了、剥離剤の効きが悪く、
塗装が落ちきっていないところが多いので組み付け後に磨くことにします。

エンジンに組み付けて、再度問題点を洗い出し、
オイルラインの向き等は問題なし、

不安があるとすればニップルの強度かな・・・。
ニップルに回転防止加工をしなかったので振動で回ってしまいそう。
オイルホースをどこかで固定してとりあえずの振動対策にしておき、
もう一度ニップルの立てる向きを考慮に入れてカバーは製作しよう。

ボアアップ後慣らし終了くらいで、減速比を変更したクラッチの損耗をチェックしたいですし、
右側カバーを開ける理由が出来て丁度いいといえば良いかもしれません。


とりあえず無事オイル取り出し口の加工は完了です。
ちゃんとオイル回ってくれるかなぁ・・・・。

・モトラの80ccへのボアアップ エンジンと車体の構成

ボアアップ後の動作チェックなどは別項で・・・。

<2007年5月16日追記>

MOTRA CT50J HONDA ホンダ モトラ オイルクーラーテスト


車体に新しいエンジンと一緒に装着、上の戻りラインだけ透明ホースでテスト、
ちゃんとオイルが送られています。

MOTRA CT50J HONDA ホンダ モトラ オイルクーラーテスト


MOTRA CT50J HONDA ホンダ モトラ オイルクーラーテスト




KITACO:キタコ/オイルクーラー用ホース

KITACO:キタコ/オイルクーラー用ホース 汎用


ホースはキタコの補修用の1mの物を購入、黒なので違和感がありません。

緊急用にオイルクーラーを通さないホースも車載して置くほうがいいかも、
クラッチカバー側のニップルが折れたら・・・どうしよう(汗


モトラ MOTRA CT50J  オイルクーラー装着図


離れてみればクーラーが付いているかどうかなんか気にならない感じかも?

モトラのエンジンは空冷なのにフロントフェンダーで風が当たらない、
80cc程度のボアアップでも結構発熱します。
案外おまけの作業でクーラー作りましたが、悪くないのかもしれません。













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モトラ  MOTRA  オイルクーラー製作  ポンプ  オリフィス  4st  mini  Ape  自作  改造 
最終更新 2007年05月16日03時22分
[記事カテゴリー ・HONDA ホンダ CT50Jc MOTRA モトラ  ]


Comment

無題
現在の予定ではほぼ完成ですか?
単体で見たときにこれはどうかと思ったオイルクーラーも、
取り付けた状態で見るとなかなか似合ってますね。
ナポミラーが懐かしい世代なので、
ウチのも四角いミラーに換えたくなりましたよ。

今日はふとした思いつきで3年越しの予定だった
12V化の重い腰を上げてみたのですが、
エンジンを吹かした瞬間に見事にバルブが飛びましたよ。w
2007/05/16 home いかぽん。 #SFo5/nok 
無題
現在の予定ではコレで大きく外観が変わることは無さそうです、
オイルクーラーはこの位置に付くサイズの物が欲しかったので
結局自作になりました、
風が当たらないので効果は微妙ですが、クーラーコアはカナリ発熱しています、
ヘッドにつけるオイルクーラーより排熱力はあるのかも・・・。

ナポレオンミラーは前のオーナーがつけたのかも、
錆が浮いていますし、傷も多いですが、四角ミラーの視認性はいいのでおすすめです。

12V電装丸ごとありますよ・・・。
プレスカブのものに積み替えたのでモトラの旧電装は手付かずです。
ついでにプレスカブでラックスのジェネレーター一式もあるので
もう1台完全12v化も可能です。

2つ用意していたのは今回の経験を生かしてのストロークアップエンジン組みの用意だったのですが、
おそらくソレまでにCB50が完成するので足には困らなくなるはず、
モトラを動けなくしてもOKなので
このあたりの余剰パーツも整理していく予定ですので必要であればまた声かけてください。

バルブって・・・ヘッドですか?
2007/05/16 home Tomo #- 
バルブは電球ですよ。w

ウチにはノーマルのゴリラも寝てるのですが、
今回の12V化用に買ったものと同じレギュを使ってるので
制作した延長ハーネスのカプラーと見比べてみました。

配線の位置を間違ってましたね…orz

と言うことで無事に12V化完了しました。
バッテリーを繋いでアイドリング状態で13V程でてたので
やっぱり12Vの電装は動作が良くて安心感がありますね。
2007/05/17 home いかぽん。 #SFo5/nok 
無題
ヘッドのバルブが飛んだのかと・・・電球でよかったです。

13V出てるなら安心ですね
12v化ではアイドリング低めの自分の設定では発電力不足でした

電装積み替えたのでとりあえずもう悩みは無いですね。
2007/05/18 home Tomo #- 

コメント等、何かあればお気軽にどうぞ















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