青はCube-BL(UVブルー)って書いてありますね、UVってことはブラックライトで光るんでしょう、
クリアー、アクリルってだけでもカナリアレな仕様なのにさらにブラックライトで発光とか面白過ぎる。
でも実際に光物PC組むのはちょっとなぁ・・・DQNな香りがするような気がします。
いや綺麗なんですけどね、どっちかって言うと好きですけど、どーせ誰も見ないし、
色パネル仕様があっても良いかもなぁとか思いつつ。
よくよく考えるとこれアクリルパネルで出来てるんですよね、
アクリル用染料使えば好きな色に染め上げることが可能だと思う、
部分的にパネルの色を変えたりするのも個性が出て良いかもしれません、
あとで発光状態の画像も張りますが、好きな色に染めてアクリルの断面が発光するようにすれば、
綺麗だと思いますよ?
で、ケースの組み立ての話に戻ります。
このケースは一番上↑の画像のように自分で組み立てしないといけないんです。
で自分で組むからこの価格で買えるんだと思う。
自分でこの構成のアクリルパネル切り出したら結構値が張ると思いますよ?

パーツの精度も非常に高いです、テキトーに組んでもちゃんとはまります。
一番いいなと感じたのは上の埋め込みナット、イリサート加工でしょうか?
メンテナンス、パーツ組み換えでネジを何度も緩める必要がある部分すべてにこの加工がされていますので、
ネジ穴が潰れたりしませんし、ネジ穴の反対側にナットを当てて組む必要がありません、
もしこれがただ穴が開いてて反対からナットで閉める方式だと・・・。
何度もナット落としたりして恐ろしくイライラする組み立て作業になっていたんじゃないかと?

最初はパーツの量見て、一人で組むめんどくささに欝な気分になりましたが、
先述のネジ穴加工やパーツ精度。

組み立て用の綿手袋の付属など、
先週のクソケースと大して変わらない値段だったにもかかわらず、
かゆいところに手が届く感じで使う前から大満足です、もう結構おなかいっぱい。

で、半分くらい組んでから気がつく、マザーとか組みこみながら作業しないと後からでは入らないですね・・・。

こんな感じで組んでみました。
電源からの配線はハーネステープで処理してまとめました。
こうすれば少し扱いやすいんですよ、タイラップでも良いですけど個人的に好きなテープで。
このケースもちょっとマザー下部のPCIスロットの空間が狭いですね・・・。
SE-200PCIを最下段に挿す必要があるのですが、
12cmファンと干渉するのでコンデンサーを不具合がおきない程度に曲げてます。
場合によったら引っぺがして移設するか、平たいコンデンサー探してきて何とかするかな?
出切ればPCI-Eのグラフィックボードに直接吸気した風を当てたいのですが、
SE-200PCIははずせないのでまぁ仕方がないのですよ、
PCI PCI-e変換が出来るボードで
SE-200PCIを逃がせば良いのか?と思いましたが・・・。
それをするならSE-90PCIに買い換えて風の通り道作るほうがまともな発想だと思う、

とりあえず現状で問題はおきてない、グラフィックボードはもともとファンレス仕様だし、
そこそこ過酷な環境でも大丈夫だろうと目をつぶります。

で、全部組み付けてふた閉めて完成。
しかしながらここでトラブル発生、電源ケーブルをコンセントに挿したら部屋のブレーカー飛びました。
元のケースの中身は問題なく動作していたし、そもそもアクリルケースなのでショートはありえねぇだろ?
と思ったのですが、この症状は明らかに電源ユニットで短絡してます。
コンセントに針金突っ込むアレと同じ、何度もやってると部屋中の機器死にそうですし、
素直に何か問題が起きてないか確認しました。
原因はアクリルケースに電源ユニットを固定する付属ネジが長過ぎること、
1本が内部のコイルまで到達して電源ケース外枠と短絡してました。
とりあえずなくても問題ないのでその1本をはずして解決。
いつもは薄い鉄板ケースにユニットを固定するのであまり長いネジで固定した記憶ってないですね。
ただの短絡で良かったなぁ、新パーツ全部死んだらさすがに泣きますよ?ホント。
でもこれはウチ固有の問題でしょうね、電源ユニット内部の基盤配置で起きた問題ですし、
起きる人にはおきるのかもしれませんけど。
でも前述の高クオリティを考えるとこんなトラブル屁でもないですよ、問題なし。

問題が解決したので元のPCの位置に配置しました。
HDDは外部に引っ張り出してます、これでほとんどケース内に熱は篭らないはず。

正面は付属されてた12cmファン2個の存在感も凄いですね、
光るブラックライト仕様のファンですが、光るだけで爆音安物ということはなく結構静か。
青色LEDがウザ過ぎる・・・電気つけてる状態だと気にもなりませんけど。

電気消した状態だとこんな感じ・・・無駄に派手ですね、CLクリアー仕様でこれですから、
BLブラックライト仕様はイヤラシイ光り方するんだろうなぁ、
付属のファンがブラックライト仕様みたいですし、内部に紫外線蛍光灯仕込まなくても光るんだと思う。
あとアクリル板の断面が青色LEDの光をもらって光るので綺麗です。
店頭では「誰が買うんだよこれ? ネタか?」 とか言われてそうですけど、
電源、MBを二階構成にして熱源分離してたり、吸排気に気を使ってたり、
凄く真面目なケースですよコレ、ある意味見た目で物凄く損している気がします。
安売り気味なのは売れてないのか、単にもう在庫が少なくて在庫処理品だったのか?
まぁ急に新しいケースが使えないと知ってあわてて買ったケース、
適当に値段で選んだものでしたが、思いのほか良い物を買えたようです。
1段目がHDDつんでいないので空いていますし、内部の隙間にファンコントローラーでも装備しますかね?
吸気フィルター追加したりするのも良いかもしれない。
もしかすると結構付き合いの長いケースになるのかもしれません、
とにかく凄く気に入っています、傷がつかないように大事に扱おう・・・。
<2009年1月末追記>その後、もうちょっとパーツ構成を見直しました。
BIOSTER TA790 GX 128M で組んだPCのその後
http://passedtime.blog12.fc2.com/blog-entry-1253.html組み換え時に思ったのですが、結構埃とか気になりますね、
最初からこうなるのはわかっていたことですが、できることなら何とかしたいなぁ・・・。
まぁ布団もある自室なので空気清浄機置くくらいでは不可能なのでしょうけど。
ただメンテナンス性は悪くない、中が見えるってのは良い。
価格もそこそこですが、ケースとしての性能は意外と高いですよ?
今回の組み換え時は上と正面右のカバーだけ外して作業が出来ました。
全部バラさないと駄目かと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
見た目に飽きてきたらアクリル染料で煮て色変えてしまえば良いのかも?
前の駄目ケースと比べると雲泥の差ですね、値段が3千円くらいしか変わらないのに、
前のはもうホントに微妙だったなぁと、まぁアレはアレで違うマザーつめれば化けるのでしょうけど。
そんな感じで今年も引き続いてこのアクリルケースを愛用するつもりです。