次のエンジンの作業を進める為に、全開テストしてきました。
社外マフラー無しで、ヘッド流用ボアアップの限界を感じました・・・。
そういえば今のエンジンを組む為につかったJUNのキットはもう廃盤なんですかね?

JUN international:ジュンインターナショナル/カブ日本一周レプリカ80ccパワーアップキット CUB
今はキャブレター、ハイカム、強化クラッチスプリングなどがセットになって販売されているみたいです。
っていうかコレで1万5千円+という価格設定なら、シリンダーとピストンだけのセットだった自分は負け組みです。
まぁこのセットのハイカムはモトラに使えませんけど、それでもお買い得・・・。

JUN international:ジュンインターナショナル/BF80ccフルセットボアアップ CUBキャブレターではなくJUNのヘッドがセットになった物もあるみたいです。

JUN international:ジュンインターナショナル/49.5mmロングストローククランク MONKEYで、ロングストローククランクもあると・・・。
組む時期をミスったような気がしてきましたよ。
・JUN international SP-WPC80ccボアアップセットシリンダーピストンはこのキット、それについては上の項で・・・。
・モトラの3速のギア比を変更するミッションは3速のギア比をC90と同じ仕様に変更しました。
・モトラにオイルクーラーを増設オイルクーラーは適当な物ですが、汎用品を流用した物。
・ボアアップにあわせて一次減速比を変更するまたモトラはドライブスプロケットが15Tの物しか選択出来ません。
1次減速比のほうを調整し、エンジン全体の仕様を高速よりに振りました。
・モトラの電装をプレスカブデラックスのモノに換装する電装は発電力強化のため12V車の物に全て取り替えました。
・モトラエンジンにピストンクーラー(オイルジェット孔)を加工とりあえず今のエンジンの仕様はこんな感じ・・・。
行きは六甲山の旧道での登り、帰りは下りの有料道路、そんな感じでテストしてきました。
モトラの3速のギア比を変更する
http://passedtime.blog12.fc2.com/blog-entry-1004.html
ボアアップにあわせて一次減速比を変更する
http://passedtime.blog12.fc2.com/blog-entry-976.html3速を速度よりに振っていますし、クラッチでの減速比も速度よりです。
4速がないので60km/h位での走行時のエンジンの回転を抑えるための交換でしたが、
3速の登板力が恐ろしいくらいありません。
のぼりの途中で諦めて、副変速機の限界テストになってしまいました。
副変速機ロー側は上の減速比変更のおかげで45km/hちょっと位の速度で急坂も登ります。
所詮は純正マフラーなので、回転数は回っても8000回転くらい?
副変速機をつかってもそれ以上は無理みたいです。
スクーターにいっぱい抜かれました、くやしいのぅ・・・。
ただトルクはあるので混んでる道が怖いだけ、一人でトコトコ走るなら何の問題も無さそうです。
3速でもグイグイ45km/hまで加速します、とにかくそれ以上エンジンが回りません。
ココがこのエンジンの副変速機の限界でしょうか?
寒いこと、
オイルクーラーの装備もあるためか、熱ダレはなし。
帰りは有料道路、ほとんど下り道、10kmほどの流れの速いトンネルです。
ズーッと全開走行、 周りの流れが速いのでメータいっぱいまで出さないと流れに乗れません。
今回はスピード出したときの安定性について身をもって実験したかったので、
とりあえず流れに乗って走ります。
結果やっぱり最高速度付近では安定性が非常に悪いです、
無理やりニーグリップ気味に車体を足ではさむと安定はしますが、
どうせなら普通に乗りたいです・・・。
真面目にスイングアームの延長を考えています。
それにあわせて荷台も自然に拡張予定、できればシートもなんとか・・・。今回のテストで
ATC110エンジンに合わせた車体がなんとなく煮詰まってきました。
自分の場合はATCエンジンに積み替えるので、大体ストロークアップした105ccエンジン、
4速の物をつむイメージでしょうか?
仮にモトラの腰下を生かしたまま更に仕上げるならどうなるのか?
その辺も折角なのでメモ。
副変速機にコダワリ、モトラの3速ミッションに縛られたエンジンを組むと仮定すると。
問題になってくるのはやっぱり3速しかないこと
エンジンを回さないと走れない、速度が出ない、
で、クラッチ、3速を弄って減速比を変更すると、坂道登れない・・・
こんなことが予想されます、予想というか実体験ですが。
じゃあ今度はもうちょっとトルクアップを図ってやれば良いということで、

JUN international:ジュンインターナショナル/BF80ccフルセットボアアップ CUB

JUN international:ジュンインターナショナル/49.5mmロングストローククランク MONKEYヘッド、ロングストローククランクを使用すれば間違いなくマシになるはず・・・。

JUN international:ジュンインターナショナル/BV96ccボアストロークキット MONKEYATC110と同等?を目指すならこの辺のセットを組めばよかったのかな?
シリンダーだけのボアアップでは3速ミッションや重い車体が足かせになる気がします・・・。
1万ソコソコの値段差で物凄い差がでるし、自分みたいな目にあうのはお勧めしません、
ヘッド替えてあげて欲しいです。
3速でも十分というくらいひたすらエンジンが回ればいいじゃない?
そんな風に考えるなら・・・。

武川:タケガワ/DOHCヘッド ボア+ストロークアップキット124cc(12V車用) MONKEYマニュアル化してDOHCヘッドつけるといったキチガイな構成もありかも?
フレームに収まるかどうか不明ですが・・・見てみたい気はします。
<2007年11月29日追記>更にもう一度有料道路下りでテスト・・・。
やっぱりあの道路は流れが速すぎる、怖い。
80km/hで巡航できないと死ぬほど怖い。
今回はサスを2人乗りモードに切り替えて強化モードで、
荷物はすべて荷台に括り、リア加重が掛かるような、なんかそんな状態でもう一度テストです。
サスについてはタイカブサス編で・・・。結果、かなり乗り心地が違う・・・。
いいサスをつければもっと快適なのかも?
前回よりまともに走れます。
最高速度、加速その他云々すべて向上、
ヘタっている足回りを見直せば、もう少しマシになるかも?
速度に関してはほぼ平地、軽い下りといったところでひたすら全開加速、
それでメーターを振り切るくらいでした。
回転数は9000近く?ココで頭打ちです、
ノーマルクカムですし、ココが限界じゃないかと・・・。
ハイカム入れれば変わるんでしょうか? 回転数の下のほう、
2,3速での登板が弱くなると困りますし、なかなか導入に踏み切れない。
全開走行で帰宅後、エンジンチェック、オイルの減り等に特に問題なし、
ただオイルキャッチタンクを超えてオイルを噴いている気がする、
オイルの匂いがけっこうします。
あとオイルクーラーはよく働いているみたい、
クラッチカバー側にオイルが多く回るように、オリフィス拡大をしていないのが良かったのかも。
それでもあまり長い時間の全開走行は危険ですかね?
高速なんか乗れませんし、全開で走ることすらめったにないので大丈夫といえば、大丈夫なのかも?
この辺の課題はATC110 エンジンで引き続いて考えることにします。